今まさに飲み頃! 熟成感のある優しい味わいは、素性の良さを感じずにはいられません! 
              もうすでにご存知の方は、このワインの良さを十分ご理解していただいてると 思いますが、もっともっとこのワインをお見知りおきしていただきたく、 
                ご紹介させて頂きます。 
              シャトー・レオヴィル・ラスカーズの名前を聞くだけで、遠足の前の日のようなワクワク感でいっぱいになってしまう私は、このサードワインを飲めることを心待ちにしていました。 
                 
                「タンニンが多く、凝縮感溢れるファーストワインの造りがどのよう に反映されているのだろうか?」 
                「セカンドワインでもあるクロ・デュ・マルキほどパワーはないのだろうなぁ〜」  
                などと期待と不安が交錯していました。  
              と、ところが、このサードワインであるテール・デュ・リオンはしなやかで、まさにエレガントなタイプ。 
                「うまいっ!」と思わず叫んでしました。 
              色はやや深みのあるガーネット、主張し過ぎない程度の穏やかな酸味と 果実味のバランスがとてもいいんです。 
                適度な樽の風味もうかがえますが、葡萄本来の素材を活かした丁寧な造りをしているという印象を受けました。  
              また、サードワインと言うよりも、ブルジョワ級クラスに匹敵するこの味わいは、素性の良さを感じずにはいられません。 
               ラス・カーズがパワフルなのに対して、テール・ド・リヨンはとにかくしなやかで、まさに「エレガント」なのが魅力。熟成感のある優しさを体いっぱいに感じます。 
                  
              本当に、美味しいボルドーを飲みたいときは、絶対にオススメの1本です! 
              一杯だけでは、もの足りず、ついつい飲み続けてしまう、なんとも魅力的なワインです。 試飲のつもりで1本空けたのですが、気が付いたら2本目に突入して、 
                しっかり飲み干してしまったほどです。(飲み過ぎ!)  
                結局その日は、友人2人で計4本のワインを開けてしまいました。 (だから飲み過ぎだって!) 
              これほど飲み飽きない味わいは、1999年と言うヴィンテージの良さにも あると思います。 
              ファーストワインのラス・カーズであるならば、軽く20年は持ちこたえ、まだまだ本来の味わいは影を潜めている時期ですが、このサードワインである1999年 
                のテール・デュ・リオンは今がまさに約7年という熟成期間を経て、良い飲み頃 を迎えているんです! 
               このワインを召し上がっていただき、1人でも多くの方が、幸せなひと時を送られることを切に願っております。 
                  
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