Claude推奨:BASECORD向け 世界のサーバ比較
2026年8月時点。世界のホスティング会社を横断調査し、2026年のメモリ価格暴騰(RAM高騰)後の実勢価格で並べ直したものです。
結論:netcup RS 12000 G12 を1台。ただし「買う前に実測」「買ったら値段を固定」
世界中を探しても、BASECORDのような「メモリを大量に細かく配るサービス」に対して、2026年8月時点で一番読みやすい買い物は netcup の Root Server(RS)です。理由は速いからではなく、2026年のRAM暴騰局面で値上げ幅を最小に抑えた数少ない会社だからです。
AI需要でDRAM(サーバ用メモリ)の価格が2025年秋から急騰しました。Hetzner は「2025年9月比で最大5倍になった」と説明し、2026年に3回値上げしています。特に6月15日の改定で、新規注文の専用サーバは実質3〜4倍になりました(例:AX102 €124 → €452/月)。クラウドの占有CPUプランも CCX23 €31.49 → €85.99(+173%)です。
一方で netcup は +18.5%、Contabo は値上げの発表なしで踏みとどまっています。
つまり「Hetznerが世界最安」という2025年までの常識は、2026年8月時点ではもう成り立ちません。ChatGPT/Gemini のページに載っている一部の価格は改定前のものが混ざっているため、このページでは改定後の価格に置き換えています。
実測:BASECORDは本当に1台1GB食っているのか?
サーバ選びの前に、この数字を押さえないと何GB買っても当てになりません。COM本番(このサーバ)で稼働中のVer5インスタンス15台を実測しました(systemdのcgroup計測値)。トライアルVPS側は今回SSHが通らなかったため未計測です。
言いたいことは1つです。「1コンテナ1GB」は上限であって実消費ではありません。 実消費の平均は、稼働中でも 0.5〜0.9GB、待機中なら 0.2GB 未満です。上限1GBで台数を割ると必ず買いすぎ・詰め込みすぎのどちらかになります。下の表の「収容目安」は、この実測に基づいて計算していて、前提はスライダーで変えられます。
スペック・料金・収容数 比較一覧表
| Claude順位 | 会社 | サーバ所在地 | 公式リンク | 評判スコア | 2026値上げ耐性 | プラン名 | 占有区分 | vCPU / コア | RAM (メモリ) | 収容目安 (常時起動) |
収容目安 (スリープ運用) |
1テナント あたり月額 |
ストレージ | 月額料金 | 1GB RAM単価 | 1vCPU単価 | Claudeコメント (BASECORD運用の観点) |
|---|
*価格は2026年8月時点で確認できた公表値です。為替・VAT・初期費用・IPv4料金・在庫・ロケーションで変動します。netcupは税込表示、Hetzner/Contaboは税別表示が基本、OVHcloud/IONOSは米ドル表記のため入力レートで換算しています。収容目安は上のスライダーの前提から計算した机上値で、実測での検証が必要です。評判スコアは公開レビューに加え、BASECORD用途(メモリ大量・常時稼働・値上げ耐性)で重み付けした独自10点評価です。
なぜこの順位なのか(Claudeの判断基準)
- 「安さ」より「値段が動かないこと」を上に置きました。 BASECORDは顧客に月額で売る商売です。仕入れ(サーバ代)が半年で3倍になる会社を土台にすると、値上げか赤字かの二択になります。2026年はこれが現実に起きました。
- メモリが占有かどうかを、CPUより優先しました。 BASECORDが落ちる原因は今のところ全部メモリです(OOMで巻き添え停止)。CPUは遅くなるだけですが、メモリは殺します。
- 1台あたりの単価ではなく「1テナントあたりの単価」で並べました。 酒井さんの「大きくするほど詰め込める」は正しく、大きい機種ほど1テナント単価が下がります。表の該当列でソートすると一目で分かります。
- 日本国内サービスは、遅延と日本語サポートで加点、価格で減点しました。 結果として中位です。国内が要るのは「日本の顧客に売り始めてから」で、今の検証段階ではまだ早いと判断しました。
- ベアメタル(物理まるごと)は上位に入れませんでした。 隣人問題は消えますが、故障したときの復旧が全部自分持ちです。今のBASECORDの人手(実質1人+AI)では、仮想化されていてスナップショットが取れる方が安全です。
Codex・Geminiのページとの違い
3ページで結論がずれている部分があります。どれが正しいかではなく、前提が違うので、選ぶ時に見比べてください。
- 価格の時点:Codexのページは Hetzner Auction €50.70 / CCX43 €275.99 など改定前後が混在しています。このページは2026年6月15日の改定後で統一しました。
- 1コンテナの前提:Codex・Geminiは「上限1GB」で計算しています。このページは実測値(待機12〜21MB/稼働290〜510MB)で計算しています。ここが収容数の差になります。
- 台数の考え方:Geminiは2〜3台への分散を推奨。私はまず1台です。分散はテナントが実際に増えて、1台の実測データが取れてからで間に合います。今分散すると、管理の手間だけが先に増えます。
- 共通している点:標準の共有VPS(Contabo Cloud VPSなど)はBASECORDに向かない、48GBでは足りない、スリープ制御は入れるべき — ここは3AIとも一致しています。
買う前にやること・買う時の注意
- ① 実測を先に取る:トライアルVPSで
docker statsを1週間記録し、1コンテナの実消費と同時アクティブ率を出す。これが無いまま大きい機種を買うと、確実にどちらかに外します。 - ② 契約したら価格が固定されるかを確認する:Hetznerは「既存契約は据え置き、新規のみ新価格」でした。netcupも契約時価格が続きます。RAM相場が上がっている今は、早く契約して値段を止めること自体に価値があります。
- ③ いきなり24ヶ月契約にしない:netcupは30日返金保証があります。まず最短契約で実測 → 問題なければ長期に切り替える。
- ④ スリープ制御は買う前でも入れられる:10〜15分無操作で停止するだけで、同じサーバの収容数が数倍になります。サーバ代より先に効きます。
- ⑤ メモリ番人を先に入れる:現在の
bc-watchdogは死活監視だけで、メモリを暴食するプロセスを止められません。サーバを大きくしても、この穴があると同じ事故(07/29のPOCO停止)が起きます。
AWSと比べてどうか(1テナントあたりの比較)
同じ「10〜15分無操作でスリープ」を前提にすると、比較はこうなります(1テナント=0.25vCPU/1GB相当、同時アクティブ率20%、東京リージョン想定)。
AWSの価値は安さではなく「上限が無いこと」と「勝手に増えること」です。常時分をAWSに置くと10倍払うことになるので、普段はnetcup、満杯やイベント時だけAWSへ逃がすのが一番安く、かつ「増やせない」という心配も消えます。
参照元(2026年8月時点で確認)
netcup Root Server 公式 / netcup Dedicated Server / netcup vs Hetzner After the RAMpocalypse (2026) / Hetzner Price Adjustment 15 June 2026 / CloudTally: Hetzner June 2026 price increase / webhosting.today: Hetzner raised prices three times in 2026 / Hetzner EX44 / Hetzner Server Auction / Contabo Cloud VDS / Contabo Bare Metal / OVHcloud Rise / OVHcloud Bare Metal 料金 / Scaleway Elastic Metal 料金 / Scaleway Dedibox / IONOS Dedicated Servers / HOSTKEY 128GB / Tom's Hardware: 2026年 メモリ価格高騰 / ConoHa VPS 料金 / Xserver VPS 料金 / さくらのクラウド / さくらの専用サーバ PHY / KAGOYA CLOUD VPS / WebARENA IndigoPro