BASECORD / FIELD CHECKLIST

SH-PC フリーズ 切り分け作業手順

PCの前で手を動かしながら、スマホで見るためのページです。上から順にやってください。チェックはこの端末に記憶されます。

■ フリーズしたら(いつでもこれ)

  1. すぐ電源を切らない。5分そのまま放置。
    勝手に青い画面が出れば、原因が丸ごと保存されます(前回はこれで決定的証拠が取れました)。
  2. 5分待っても何も起きなければ電源ボタン長押しでOK。1秒ごとの記録は必ず残ります。
  3. 右Ctrl+ScrollLockはもう押さなくて大丈夫(今回のフリーズには効きません)。
  4. 落ち着いたらどちらのOSでもいいので起動して、チャットに「落ちた」と一言。COM側から記録を読んで解析します。

やってはいけないこと

chkdsk /f などの修復系を実行しない(記録が消えます)。
複数の対策を同時にやらない — どれが効いたか分からなくなります。1つずつ。

最新の状況(2026-08-28 更新)

→ Windows の中でできる対策は出し尽くしました。次はステップ2(BIOS)、それでも駄目ならステップ3(Linux USBで起動)です。どちらも Windows を使わずにできます。

🔴 2026-08-28 追記:古いOS(C:)でも発症しました=ハード側でほぼ確定

⚠ 自動修復の画面が出たら「再起動」だけ押してください。 「このPCを初期状態に戻す」「ドライブを完全にクリーンアップ」は絶対に押さないでください(データが消えます)。 ハードが不安定な状態でのディスク修復(chkdsk)はデータを壊す危険があります

いま最優先でやること:大事なデータのバックアップ。Windowsから取り出すのが難しいので、Linux の USB で起動して外付けHDDへコピーするのが一番安全です(SSDに書き込みません)。

作業の順番

上から順に。1つやったら、そのまま普通に使って様子を見る → 落ちなければそこで止めてOK。落ちたら次へ進みます。

1
今の設定のまま SH-PC を起動して使う済 / 結果:落ちた(VBS完全OFF・別アカウントでも落ちた) 8/28 実施 → 約7分でフリーズ。かつVBS本体は切れていなかった=テストとして不成立。

こちらで メモリ整合性・VBS・Credential Guard を OFF に設定済みです。SH-PC を起動した時点から反映されます。追加の操作はいりません。

落ちなければ → 引き金は VBS(メモリ整合性)で確定。ここで一旦終了して普通に使ってOKです。
落ちたら → ステップ2へ。

※ 直っても「治った」ではありません。CPUが出したハード異常(WHEA)5件は残ったままなので、大事なデータのバックアップは続けてください。

2
BIOS を3か所変えるいまここ本命 所要2分。CPUの「一瞬の休止」を浅くします。

電源を入れたらすぐ Delete キーを連打して BIOS へ。SH-PC の実機画面(ASRock X570 Extreme4 / P5.80)で確認した正確な場所です。

① Power Supply Idle Control → Typical Current Idle(本命・これだけは必ず)
 場所:上のタブ AdvancedAMD CBSSMU Common Options(無ければ CPU Common Options)の中
 Auto になっているのを Typical Current Idle に変える

② PBO / Curve Optimizer → 無効・Auto
 場所:AdvancedAMD OverclockingPrecision Boost Overdrive
 Disabled に。中の Curve OptimizerAuto(数値が入っていたら 0)
 ※ 元から Auto/Disabled ならそのままでOK

③ DOCP / XMP → すでに無効でした(変更不要)
 OC Tweaker の Load XMP Setting=Auto、DRAM Frequency=Auto(DDR4-2666) を実機画面で確認済み。触らなくて大丈夫です。

④(①で直らなければ)Global C-state Control → Disabled
 場所:AdvancedAMD CBSCPU Common Options
 「コアが休止から戻れない」を根元から止める強い設定。消費電力は少し増えます。①を試してからにしてください

保存=F10 →「Save Changes and Exit」→ Yes(Exit タブからでも可)

⚠ 実機を見た限り、OC Tweaker はすべて Auto = ほぼ初期設定のままでした。つまり「攻めすぎた設定」が原因の可能性は低めで、変えるのは実質 ①(と④)だけです。ここで直らなければ、ハード側(メモリ→板→CPU)へ進むのが順当です。
落ちなければ → 原因は「攻めすぎた省電力・電圧設定」。CPU交換は不要です。
落ちたら → ステップ3(メモリ最小構成)へ。

※ ①が見つからないBIOSもあります。その場合は②③だけでOK。
※ 設定変更後の初回起動は、画面が数十秒真っ暗になることがあります(メモリの再学習)。慌てて電源を切らないでください。

3
メモリを 16GB 1枚だけにする5分・ゼロ円 4枚挿しのうち2枚は、別PCで不良が実証された型番です。

今は 16GB×2(F4-3600C19-16GSXWB)+ 8GB×2(F4-2666C19-8GNT)の4枚挿しです。8GB の2枚は、以前 ai-dev で 1ビット反転エラー3,509件が出たのと同じ型番・同じ中古ロットです。

① まず 16GB を1枚だけにして起動
 → 30分ようすを見る

② 落ちたら、同じ1枚を別のスロットに挿し替えて起動
 → スロット側の故障かどうかが分かる

③ それでも落ちたら、もう1枚の16GBに替えて①②を繰り返す
落ちなくなった → そのとき抜いていたメモリ/スロットが原因。費用ゼロで解決です。
どの組み合わせでも落ちる → メモリは無罪。ステップ4へ。

※ メモリを抜き挿しした後の初回起動は、画面が数十秒真っ暗になることがあります(メモリの再学習)。慌てて電源を切らないでください。

4
マザーボードを予備のものに交換する酒井さん希望 ガレリアを止めずにできる交換テストです。

今の SH-PC は ASRock X570 Extreme4(AM4)/ BIOS P5.80、CPU は Ryzen 9 5950X。予備の板が AM4 で 5950X に対応していれば、そのまま載せ替えられます。

直った → 原因はマザーボード(電源回路 VRM)で確定。CPUは無事。
直らない → 板は無罪。残るは CPU本体か電源ユニット。ステップ6(CPU入れ替え)へ。

やる前に確認すること

予備板のBIOS古いBIOSだと 5950X(Zen3)を認識せず起動しません。対応BIOSかを型番で確認。BIOS Flashback 機能があれば CPU 無しでも更新できます。
Windows の再認証板を替えるとライセンスが外れることがあります。事前に Microsoft アカウントと紐づけておくと再認証が楽です(設定 → システム → ライセンス認証)。
起動しなくなる場合板が変わると Windows が起動途中で止まることがあります(0x7B)。その時は Windows の入れ直しが要るので、先にデータ退避を必ず
スッポン事故クーラーを外すときにCPUが一緒に抜けてピンが曲がります。一度PCを動かして温めてから、ひねるように外す。CPUグリスも用意。
交換後のBIOS設定新しい板では設定が初期値に戻ります。ステップ2の3か所(Power Supply Idle Control / PBO / DOCP)を入れ直してから判定すること。
5
Linux の USB で起動して1時間ようすを見る切り分けの決定打 SSDには一切書き込みません。Windowsを1バイトも使わずに試せます。

Ubuntu などの Live USB(インストールせずUSBから起動するやつ)で SH-PC を立ち上げ、1時間ほど放置+軽く使うだけです。ガレリアで Linux を扱っているので USB はすぐ作れます。

固まる → Windowsもドライバも常駐も一切使っていないので、ハード側で確定。ステップ6(CPU入れ替え)へ直行。
固まらない → ハード説が後退。Windows(26200)側の問題が濃厚になり、Windowsの入れ直しが有力になります。

※ 不調OS(D:)には触らないので、これまでの記録・証拠は消えません。
※ 参考:C:\BASECORD-BLACKBOX\FIX-2-lowlevel-drivers-off.cmd(PawnIO と Ryzen Master ドライバの停止)も未実施ですが、いまはWindowsが2〜3分しかもたず実行自体が難しいので後回しでOKです。

6
ガレリアの CPU と入れ替える最後の手段 これで「CPU が悪いのか、マザー・電源が悪いのか」が確定します。
直った → SH-PC の CPU が原因で確定。
直らない → マザーボード(電源回路)か電源ユニットが原因。ここで初めて板交換の出番です。

始める前に知っておくこと

ガレリアを止める代償①COMから自宅LANに入る唯一の入口が止まる ②Ver5全インスタンスの Qwen3 が応答しなくなる ③H3モデル46GBのコピー元が使えない
※顧客影響はゼロ(あの機体はテスト用)。作業中だけの話です。
スッポン事故クーラーを外す時にCPUが一緒に抜けてピンが曲がります。一度PCを動かして温めてから、ひねるように外す。
用意する物CPUグリス(塗り直しが必要)、パーツクリーナーかティッシュ
交換後の初回起動数分固まったように見えるのが正常(メモリの再学習)。そこで電源を切らないこと。

いま分かっていること(要約)

CPUのハード異常(WHEA)累計6件。CPU自身が出す記録で、ソフトでは作れない
フリーズの中身あるコアが呼びかけに43秒返事をしない → 他のコアが全員待ちぼうけ
返事をしないコアの状態「一瞬の休止(C6)」に入る処理の途中で止まっていた
なぜ暇な時に落ちるか暇な時ほどコアが1秒に何千回も休止に出入りするから。重い作業中はむしろ落ちにくい
古いOSが平気な理由VBS(メモリ整合性)がOFFで、問題の経路をそもそも通らない
今の結論原因はハード(CPUまたは電源回路)。VBSは弱点を毎秒踏む踏み台

記録はどこに残るか

SH-PC の C:\BASECORD-BLACKBOX\(古いOSから見ると D:\BASECORD-BLACKBOX\)。
1秒きざみの記録・起動ごとの検死レポート・青画面のダンプが全部ここに入ります。SH-PCが起動できなくなっても、古いOSから読めます。

COM(このAI)から読むには、どちらかのOSで BASECORD Ver5 を起動するだけ。自動でSSHが繋がり、こちらから記録を全部読めます。

関連ページ

チェックを全部リセット

BASECORD / SH-PC 障害切り分け作業手順 ・ 2026-08-28 作成
このページは COM(www.delivery-wine.com)上にあります。スマホ・PC・どのBASECORDからでも開けます。