<<奈緒のナパ紀行>>
<カリフォルニア到着>
4月某日、成田空港を出発し、アメリカン航空にて9時間でサンノゼ空港着。今回もひとり旅。春休み明け、GW前の半端な時期、普通のお勤め人が旅行するには難しい時期。友達にことごとく断られたが、気にしない!目的があればひとり旅もなんのその。これでナパは2回目の訪問。前回もひとりであった・・・東京は早い春の訪れで汗ばむ程だったので、シャツ一枚、サンダルで降り立った私は思いもかけない肌寒さに震える。
バスにてサンフランシスコ空港まで、30分強。その後、ソノマ行きのバスを2時間弱待つ。辺ぴなところゆえ、公共のバスは一日5便しかないという不便さ。眠さと寒さに震えながら、ひたすら待ち、一路ソノマへ。2時間のドライブで、夕方5時ソノマ着。予約しておいたB&Bの前で降ろされる。しかし、看板も何もない、普通の家!‘ここで本当にいいんだろうか!?’と不安で一杯になりながら、チャイムを押すと、ビッグママ、とい感じのおばさんが笑顔でお出迎えしてくれた。3人の娘が独立したので、空いたベッドルームを貸している。まさにホームステイの様。そのうち娘夫婦、近所の人達がやってきて、一緒に夕食を食べることに。自家製アスパラガススープ、サラダ、ステーキ、ベークドポテトなど。お米も炊いてくれ、私がチャーハンを作る。手作りの味になごみ、とっても満足。出してくれたワインは‘gloria ferrer chardonnay ’97’。友達の娘さんが働いているので、通常$19のところ、$9に安くしてくれたそう。それでもいつも飲むワインよりお高め、とのことでした。オーク樽の香りがついてないので、クリーンでフレッシュ、爽やかなタイプ。スルスルと飲め、疲れた体にしみわたり、あっという間に気持ちよくなってしまった。 ちなみに、後で教えてくれたのですが、近所のおばさんは‘sebastini winery’のオーナーということが判明。最近系列のワイナリーを4億ドルほどで売却したらしいが、いつもお金がないとこぼしてる、ケチんぼだとこっそり言ってました。さすが小さな町!
<ワイナリー訪問1日目>
歩いて10分の所にある自転車屋さんでレンタサイクル。1日$25。今日も肌寒く、朝晩はもやがかかる。寒さ対策に靴、靴下などを買っていたら、10時半約束のravenswoodに間に合わず。翌日に約束を入れ直し、本日は試飲のみ。
Chardonnay vintner blend
Merlot Sonoma county
Zinfandel 3種
さすが、ジンファンデルで有名なこのワイナリー。それぞれが個性的で全然違う香り、ボリューム感で興味深い。笑われるかもしれないけど、ひとつは焦げた香りが日本の焼き魚を連想させました。
ワインショップは数々のオリジナル賞品が並び、一見の価値あり。ロゴ入りワイン小物、Tシャツ、テーブルクロス、オリーブオイル、ピクニックバックなどなど。ディスプレイも可愛い!
町の南方面に走り、走ること1時間程。おばさんの弟さんが景色のいい田舎道を教えてくれたので、車も通らず、非常に快適。ロスカーネロス地区に位置するschug wineryへ。アポを取っておいたので、畑、醸造所、セラーを案内してくれる。シャルドネとピノ・ノワールで有名なワイナリー。ドイツからの移民で、以前はジョセフ・フェルプスのワインメーカーだった、ウォルター・シュグ氏が設立。セラーの入り口には彫刻がほどこされた古いドイツ製の大樽や、ジョセフ・フェルプスのインシグニアのオールド・ヴィンテージを初め、数々のお宝ワインが眠っていました。テイスティングさせてくれたのは、
sauvignon blanc ’00 $15/本
chardonnay Sonoma valley’99 $15
chardonnay reserve’99 $30
pinot noir ’99 $20
pinot noir reserve’98 $30
さすがお値段の差は品質の差!取るだけのことはあります。手入れされた畑とコンパクトでシンプルなセラーが印象的。ドイツ系だからか(!?)、スタッフの人は冗談も言わず、
真面目で、几帳面でした。
国道を下ること、わずか10分、Gloria ferrerへ。ここは有名なスパークリングワインの造り手。昨夜のシャルドネも非常に美味しかったので、興味深々。小高い丘の上に建っており、眺めのいいテラスが最高に気持ちいい!!カウンターでスパークリングワインを頼んで、テラスで飲めるという訳。午後3時、一汗かいた後のスパークリングは最高です。1日何回かツアーもあるようなので、それに参加しても面白そう。
再び国道を下り10分強、Clineに到着。10年前に設立され、フランス、コート・デュ・ローヌのぶどうを使ったワインで有名です。あの超プレミアムワイン、をコンサルタントしている、ミア・クライン女史のワイナリー。素敵な中庭、池が観光客を迎え、テイスティングルームは大盛況。活気に溢れています。テイスティングさせてくれたのは、なんと、全13種類!!歯はお歯黒状態・・・特筆すべきはジンファンデルの種類の多さと、ムールヴェードルを使ったレートハーヴェスト。5週間遅く収穫し、ドライレーズンの香りや濃縮した甘味、苦味があり、まさにポートワインのよう。思わず、ハードチーズが食べたくなってしまいました。
帰り道、国道沿いに野菜・果物のマーケット有り。新鮮野菜・果物が目白押し、しかもその安さにまたまたビックリ。巨大アーティチョークが100円なんですもの。思わず買い。夕食はソノマの町の中心にある、イタリア惣菜、ワインショップのお店、‘cuttina viansa ’でテークアウト。おばさんちのキッチンで温めなおし、アーティチョークをゆでることに。一枚ずつ葉をめくって、こしょう、にんにくの風味をつけたエクストラヴァージンオリーブオイルにつけ、歯でこそげとりながら食べます。あまり味のあるものではないけれど、中心部分は食感が良く、グッド。おばさんと今日の出来事を語らいながらの夕食は、人恋しさも解消され、有り難い限り。本日の走行距離、およそ、30キロ。